日焼け止めを塗るのは、一般的に「夏」のイメージがありませんか?
シミやたるみを防ぐために日差しが最も強く感じられる夏だけ日焼け止めを塗る方が多いと思います。フラコラ
ですが、実は5月の日差しと8月の日差しの強さは
同じくらいだと証明されているのです。
つまり、遅くても5月からは日焼け止めを塗らなければならないということになります。
まず、なぜ日焼けをするとシミができるのかそのメカニズムからご説明します。
シミというのは肌の奥にあるメラノサイトというメラニン(肌の色素)を作る細胞があります。
日差しを受けると肌が日焼けし、肌が傷ついた!と判断され
メラノサイトが活発になり、肌を守るために黒い物質を出します。それがターンオーバーによって肌の表面に出てきます。それがシミです。
なので日差しが強い日はもちろん肌を守るために日焼け止めを塗る必要がありますよね。
では5月はどうでしょうか。8月と同様に晴れてる日はありますが、日差しの強さは8月ほど感じないと思います。
ではなぜ、遅くても5月から塗らなければならないのか。
紫外線の中には2種類の光があり、赤外線というものも入っています。赤外線で身近であるのは電子レンジです。
電子レンジで食品を温めると、中は温かいのに表面は冷たいと感じたことはありませんか?つまり赤外線とは物質な奥にまで光りを届ける性質があります。
それが日差しの中に入っているのです。
なので日差しは肌の奥まで光が届くので、実は日差しが弱い日、曇りの日でも日焼け止めを塗らなくてはならない、ということになります。
なるべくメラノサイトを刺激するのを防ぐためです。
また、日差しにはコラーゲンを弱らせる性質もあるため
たるみの原因になります。日差しの下に長時間いると老け顔になりやすいのはそのためです。
慣れるまでは日焼け止めを塗るのはめんどくさいと思うかもしれませんが、習慣付けることで手間にはなりません。
その一手間だけでシミ、たるみ、乾燥、美白などたくさん対策が取れるのでぜひ日焼けは年中塗ることをおすすめします。